メインストリームハードコア / NO LIMIT      
─────────────────────────────────────────────────────────  
MOTOSHI(ANDROMEDA) / ANDROMEDA official website
─────────────────────────────────────────────────────────  
     NORMAL HYPER ANOTHER  LEGGENDARIA
5
Keys
6 549 Notes 16 999 Notes 38 1,342 Notes 36 1,038 Notes
ORDINARY MARVELOUS EXORBITANT EXORBITANT
7
Keys
  3 339 Notes 8 612 Notes 29 1,107 Notes 24 1,261 Notes
MODERATE SUPERIOR PARAMOUNT GENUINE



誰も居ない。自分語りするなら今のうち。
猛烈に長く読みづらい自身のどうでもいい語り、始まるよ。


はい。というわけで。夏に引き続き性懲りもなくまたやってきてしまった、
おそらく昨今のダンおに業界において最も何がしたいのか理解しかねる奴こと、decresc.でございます。


もう気がつけば2019年も年の瀬ですが、今年はいろいろありました。
ジオシティーズのサービス終了に伴い何気なしに戻ってきた、
実に8年ぶりくらいのダンおに業界。


初のイベント参加や、念願だった100作品突破など、ずっと昔においてきたいろいろな願いを達成し、
とりあえず目的は果たしたかなと言っていたのが今年の夏の話。


それからも頻度の上がり下がりや譜面の質の下がり下がりはあれどもコンスタントに制作を進め、
質はともかく今年一年で作成した曲数は約140曲。
粗製乱造といえばそれまでですが、少なくとも当人なりに頑張っていたのは事実なようです。


はて、頑張ったとはいえ、そもそも何がしたくて頑張っていたのか?
「昨今のダンおに業界において最も何がしたいのか理解しかねる奴」とは冒頭に書きましたが、
それがわかっていないのは私自身も同じだったのです。


いろいろ考えを巡らせた結果、たどり着いたのは「そもそも何かの為に頑張ってはいなかったのだろう」という結論でした。


そもそも人がダンおにを作る理由、というのは一体何にあたるのか。
一概に万人に当てはまるこれという答えもないとは思いますが、
概ね誰かを楽しませることにあるのではないかと勝手に思います。


ソースを作る人やそれを改良するエンジニアも、譜面を作る人達も、
根底にあるのは誰か他の人を楽しませることではないのかなと。


ところが自分のことを考えてみると、そういったことはおそらく全くできていない。
140曲作ったーとかいいながら、実際にプレイするに値する価値のある譜面は片手でも有り余るほどでしょうし、
実際それを私以外の誰かに価値のある何かを発信することができたかと言われたら全くもって皆無といえるでしょう。


だとしたらなぜ作っていたのか?
簡単に言ってしまえば自己満足の世界。自分の作ったものが少しずつ蓄積されていく
その様子を見てただ自分だけが楽しんでいた、それだけの話。


実際この一年、人に見せられるような譜面が作れずに悩んだり、
作るペースに関して一種の義務感のようなものを感じてしまったりしたこともありましたが、
結局悩んだところで意味はなかったのだと、改めて感じた次第でした。


いい譜面を、優れたツールを作れる人は私以外にいくらでもいる。
私なんか居なくたってダンおにの世界は至極まっとうに回り続ける。居なかった8年間が何よりの証拠。


どうせ私の代わりはいくらでもいるのだから。
私より「人を楽しませられる人」はこの世界には大勢いるのだから。
例えばほら、ここを見ている皆様のような。


だったら、好きにやってもいいじゃないのかなと。


そういう半ば開き直りとしか思えない感情を、全力で突っ込んだのが今回の作品になります。

なんか色々とかっこつけたり、人に見せることを(あんなでも)一応は意識していた夏のときとは違い、
質はお察し、チェックもいい加減、自分の汚い色があまりに出過ぎ。
そしてあるのは特に意味があるとは思えない、悪い意味での妙なこだわり、
良くも悪くも「いつもの自分の作った譜面」です。


今はまだ自己満足の枠を脱することはできなさそうですが、
もしその凝り固まった自身の観念を打ち破り、人を楽しませるために動くことができれば、
そのときこそが、「ダンおに職人」という夢見ていた存在になれたときなんだろうな、とぼんやりと思う次第です。
果たしてその日はいつになるのか、そもそも訪れるのか。なんて。




さてわけのわからない語りもほどほどに、譜面について。
最高でもツール難易度8止まりだった夏のときとは違い、
今回はほどほどに中くらいの難易度になっています。私では到底手に負えませんが……。


今回も多鍵祭ということで、例によって7keysをほぼまったく触ったことのない私が
無理やり作り上げた7keys譜面も同梱しております。
一応3つ同時押しが発生しないように意識はしましたが、それ以外は一切考慮されていないので、
おそらくいろいろとセオリーに反した配置が多々存在すると思います。
くれぐれもご理解の程よろしくお願いいたします。



なお今回は5keysと7keysそれぞれに計4譜面用意しておりますが、
某本家音ゲーのプレイヤーなら一発でわかってもらえるであろう特殊な譜面構成となっております。
お暇な方はぜひ続けてプレイしてみてくださいませ。







avec tristesse...に戻る   /   Dancing★Onigiri tristesse mixに戻る